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  <title>Ballade/バラードの愉悦　- 洋楽名曲選 -</title>
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  <description>今夜は、スローな大人のサウンドが聴きたい……。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　……そんなあなたに捧げる、極上の 「音楽の愉悦」。</description>
  <lastBuildDate>Wed, 02 Mar 2011 13:00:55 GMT</lastBuildDate>
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    <title>意志を貫く、力強いラヴソング - Through the Fire / スルー・ザ・ファイア - Chaka Khan / チャカ・カーン</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
<br />
<br />
　　<span style="color:#0064F1;"><b>我が背子は　物な思ひそ　事しあらば<br />
　　　　　　　　火にも水にも　我</span></b><span style="font-size:10px; color:#0064F1;">(あれ)</span><span style="color:#0064F1;"><b>無けなくに</b></span>　　万葉集 巻4－506　安倍女郎<br />
<br />
　　　　　　　<span style="font-size:10px;">【通釈】 あなたはなにも心配なさらないで下さい。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　火の中でも水の中でも、何かありましたら、私がついていますから......</span><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="//balladeselection.blog.shinobi.jp/File/454f8f8f.JPG" target="_blank"><img alt="Through the Fire/ｽﾙｰ･ｻﾞ･ﾌｧｲｱ - Chaka Khan/ﾁｬｶ(ｼｬｶ)･ｶｰﾝ" border="0" height="240" src="//balladeselection.blog.shinobi.jp/Img/1277802506/" width="319" /></a><br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;言わずと知れた、バラードの名曲中の名曲、<br />
<br />
　　　<strong>「Through the Fire / スルー・ザ・ファイア」</strong><br />
<br />
80年代を代表する名曲、との呼び声も高い、珠玉の名バラード。<br />
<br />
<br />
まさにスローバラードのお手本のような名曲で、<br />
バラードとはかくあるべき、というような極上の逸品。<br />
<br />
<br />
あまりにも美しく、<br />
しかも、あまりにも真っ向から、真っ直ぐに勝負してくるので、<br />
時に、通人におかれては、気恥ずかしささえ覚えるような、<br />
そんな楽曲かもしれません。<br />
<br />
ですが、やはりいいものはいい。<br />
<br />
それに敢えて言うとすれば、<br />
バラードやスローソングというものは、<br />
多かれ少なかれ皆、そのような部分を持っているもの。<br />
<br />
ましてや、これ程の珠玉の大ネタ。スルーするわけにはいきません。<br />
<br />
<br />
曲を手がけたのは、<br />
AOR界きってのメロディメーカーにしてマエストロ、<br />
<b>David Foster / デイヴィッド・フォスター</b>。<br />
<br />
<br />
<a href="//balladeselection.blog.shinobi.jp/File/f7a29ea1.jpg" target="_blank"><img alt="David Foster" border="0" src="//balladeselection.blog.shinobi.jp/Img/1279107948/" /></a><br />
<br />
<br />
もともとは1983年リリース、<br />
あの、もう一人のAOR界の雄、<br />
<b>Jay Graydon / ジェイ・グレイドン</b> との奇跡のユニット、<br />
AOR界の至宝とでも言うべき <b>「Airplay / エアプレイ」</b> で、<br />
後のAORシーンに燦然と輝くことになる名盤、<br />
<b>「Airplay（邦題：ロマンティック）」</b>（1980年）を、<br />
たった一枚リリースしただけであっさりと解散した後、<br />
デイヴィッド・フォスター単独名義での第一作目、<br />
<br />
　　<b>「The Best Of Me / ザ・ベスト・オブ・ミー」</b><br />
<br />
の3曲目に収録された<br />
<br />
　　<b>「Chaka」</b><br />
<br />
というタイトルのインストゥルメンタル曲で、<br />
言うまでもなく <strong>Chaka Khan / チャカ（シャカ）・カーン</strong> への<br />
リスペクトを込めて捧げられた曲。<br />
<br />
この ――バラードの名手―― の楽曲に、<br />
「ソングライターの殿堂（1987年）」にも名を連ねる、<br />
<b>Cynthia Weil / シンシア・ワイル</b> の、一途でひたむきな、<br />
必ずこの想いをを遂げてみせる、という強い意志の感じられる情熱的な歌詞。<br />
<br />
まるで、タイトルの「炎」に象徴される様々な苦難も、<br />
燃えさかる「恋の炎」の前では全くの無力だ、と言わんばかりの力強さ。<br />
<br />
そして勿論、言うまでもなく<br />
<b>Chaka Khan / チャカ（シャカ）・カーン</b> の強烈な歌力<span style="font-size:10px;">（うたぢから）</span>。<br />
<br />
<br />
<a href="//balladeselection.blog.shinobi.jp/File/9f599f07.JPG" target="_blank"><img alt="Through the Fire/ｽﾙｰ･ｻﾞ･ﾌｧｲｱ - Chaka Khan/ﾁｬｶ･ｶｰﾝ 2" border="0" height="240" src="//balladeselection.blog.shinobi.jp/Img/1279190386/" width="319" /></a><br />
<br />
<br />
どんなメロディも楽々と歌いこなし、<br />
例え二流/三流の楽曲を歌わせても、<br />
揺るぎない歌唱力と、圧倒的な存在感で、<br />
やすやすと一流に蹴り上げてしまう力を持っている、<br />
伸びやかで、余力に溢れたダイナミックなヴォーカル。<br />
<br />
曲のどの部分を切り取っても、<br />
常に、Chaka Khan / チャカ（シャカ）・カーンの歌である、<br />
そう意識せずにはいられない、強烈な個性と存在感。<br />
<br />
この何ものにも負けぬ、タフな存在感の持ち主が、<br />
<br />
　　「あなたと一緒なら、たとえ炎をくぐり抜けたとしても、何も怖くない。<br />
　　　必ず耐えてみせるわ、最後の最後まで&hellip;&hellip;」<br />
<br />
という歌詞さながら、<br />
「貫く意志」の化身と化して、<br />
ダイナミックに、そして力強く謳い上げる様は、<br />
他の誰にも真似の出来ない、<br />
まさにチャカ・カーンのラヴバラード、<br />
としか言い様のない、パワフルな仕上り。<br />
<br />
この、彼女の圧倒的な歌声が、<br />
この曲のメッセージをさらに強め、深みを与えていることは、<br />
おそらく誰にも否定の出来ないところでしょう。<br />
<br />
<br />
――収録アルバムは、<br />
前述のデイヴィッド・フォスター のソロアルバムの翌年。<br />
1984年10月にリリースされた <b>「I Feel for You」</b>。<br />
<br />
<br />
<a href="//balladeselection.blog.shinobi.jp/File/c564b9f6.jpg" target="_blank"><img alt="Chaka Khan/ﾁｬｶ･ｶｰﾝ - I Feel For You/ｱｲ･ﾌｨｰﾙ･ﾌｫｰﾕｰ" border="0" src="//balladeselection.blog.shinobi.jp/Img/1279190912/" /></a><br />
<br />
<br />
そこからのセカンドシングルとしてリリースされ、<br />
カップリング曲は I&#39;m Every Woman と La Flamme。<br />
<br />
但しシングルとしてのチャートアクションはイマイチで、<br />
Billboard Hot 100、60位。<br />
同 R&amp;B チャート、15位でした。<br />
<br />
ちなみにアルバムの方は、16位（US）。<br />
R&amp;B チャートでは2位、UK チャートでも15位を記録し、<br />
US では Platinum、UK では Goldディスクを獲得しています。<br />
<br />
<br />
ところでこの曲。<br />
もはや 80&#39;sスタンダード、とでも言うほどの名曲なので、<br />
様々なアーティストのカバーバージョンが存在しています。<br />
<br />
例えば、<b>Peabo Bryson / ピーボ・ブライソン</b>。<br />
あるいは日本の <b>GTS</b> によるアッパーなカバー。<br />
または <b>Kanye West / カニエ・ウェスト</b> のサンプリングのバージョン。<br />
変わったところでは、ボーカロイドの<b>巡音ルカ</b>のカバー、などというのもあります。<br />
<br />
他にも、いろんなアーティストがカバーしているので、<br />
いろいろと探して、聴き比べてみるのも面白いかもしれません。<br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;ともかく。<br />
<br />
バラードの名手の、美しく流麗なメロディ。そして、<br />
<br />
　　「どんな苦難も必ず乗り越えてみせる」<br />
<br />
と、高らかに宣言する、力強い歌詞。<br />
<br />
このふたつが、チャカの強烈な存在感のもとで、<br />
この上なく強固に結びつき、調和するさまは、<br />
まさに見事という他はなく、鳥肌もの。<br />
<br />
あらためて必聴、と言うべきでしょう&hellip;&hellip;。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />]]>
    </description>
    <category>女性シンガー</category>
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    <pubDate>Fri, 20 Apr 2012 18:37:31 GMT</pubDate>
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